パトリック・チャンはもうニューイングランド・ペイトリオッツには戻らない。

3度のスーパーボウル制覇を果たしたセーフティ（S）は『Instagram（インスタグラム）』で引退することを発表した。

「ペイトリオッツの組織、俺の家族、ファン、コーチ、とにかくみんなにありがとうと言いたい」とチャンは記している。「今、涙でこれを書いているよ。でも、俺はクリートを置くことにした。ビル（ベリチック）、ミスター・クラフト、あなたのチームで11年間もプレーする機会を与えてくれてありがとう。あなたたちを愛している。ビルがフィールドの内外で俺に人生を教えてくれたこと、それを俺は決して忘れない。チームメイト、トレーナー、器材チーム、ビデオ担当、管理人、その他大勢の人たち。みんな大好きだよ。組織の岩盤となってくれてありがとう。11年間、俺のために掃除をし、食事を作り、世話をしてくれたね。みんなは永遠に俺の家族だ」

「でも、そろそろ新しい人生を始める時が来た。俺は死ぬまでペイトリオットだ！！！　みんな大好きだ」

2009年の元2巡目指名は、2013年のフィラデルフィア・イーグルス時代を除いてニューイングランドでキャリアの全てを過ごした。2度目のスティントではペイトリオッツのスーバーボウルチームの中心となり、ラインの近くでプレーできる能力を生かしてブロッカーやタックルを餌食にし、セカンダリーを固めてディフェンスに多様性をもたらした。

新型コロナウイルス（COVID-19）に影響された2020年シーズンにチャンはオプトアウトすることを選んだ。1年の休みを終えた彼はフットボールを離れることにした。

33歳のチャンはタックル778回、インターセプト11回、パスディフェンス57回、ファンブルリカバリー5回とタッチダウン1回を記録してキャリアを終えている。

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