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レイダースがRBドレイクと2年最大約15億円の契約

2021年03月19日(金) 09:25


アリゾナ・カーディナルスのケンヤン・ドレイク【AP Photo/Ross D. Franklin】

ラスベガス・レイダースにはアラバマ大学出身のランニングバック(RB)がすでにいる。もう一人加入させない理由はない。

レイダースがRBケンヤン・ドレイクと2年1,450万ドル(約15億8,000万円)の契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、1,100万ドル(約12億円)の契約がインセンティブによって1,450万ドルに到達可能だという。

まだそれほど長くはないドレイクのキャリアにとって、レイダースは3つのチームになる。これまでにはマイアミ・ドルフィンズとアリゾナ・カーディナルスに所属してきた。カーディナルス時代の2019年シーズン後半と2020年の15試合で、ドレイクはキャリー362回、1,598ヤードを記録。カーディナルスでの23試合で、ドルフィンズの54試合でマークしたラッシング記録を上回った。また、カーディナルスではキャッチ53回、308ヤードという数字も残している。

ラポポートによればヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンはドレイクが攻撃陣におけるトレードの目玉だと見なしており、パスゲームで目立つことを想定しているという。

こういった役割によって、アラバマ大学時代のチームメイトであり、レイダースのリードバックであるジョシュ・ジェイコブスとドレイクとのタンデムがよりスムーズになる。レイダースの選手として初めて、最初の2年の両方で1,000ラッシングヤードを超えたジェイコブスが引き続きバックフィールドのリーダーである一方、戦術の幅が広がり(2バックセットなど)、相手ディフェンスにミスディレクションや混乱をもたらすことが可能だ。

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