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2度のプロボウラーであるTEルドルフがジャイアンツと2年契約

2021年03月19日(金) 13:27


ミネソタ・バイキングスのカイル・ルドルフ【AP Photo/David Berding】

最近はタイトエンド(TE)のタンデムが大流行しており、ニューヨーク・ジャイアンツがその波に乗っている。

ジャイアンツがベテランTEカイル・ルドルフと2年契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた後、チームもこれを正式発表した。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロによれば、この契約は最大でおよそ1,400万ドル(約15億3,000万円)になるという。

同じくNFLネットワークのマイク・シルバーは、バッファロー・ビルズとインディアナポリス・コルツ、ロサンゼルス・チャージャーズ、カロライナ・パンサーズもルドルフ獲得を狙っていたと伝えている。

2011年のドラフト2巡目でミネソタ・バイキングスから指名を受けたルドルフは、NFLキャリアのすべてをバイキングスで過ごしてきた。10年のNFLシーズンを通じ、2シーズンを除くすべてで12試合以上に出場している。また、キャリアを通じてキャッチ平均9.9ヤードを記録。これまでの総計ではキャッチ453回、4,488レシービングヤード、タッチダウン48回をマークしている。

エバン・エングラムとルドルフが組むことで、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズは2人の信頼性の高いターゲットをTEに擁することになる。セイクワン・バークリーの帰還に伴い、ラッシングアタックにも恩恵があるだろう。

ルドルフはエングラムのメンターたる経験と、これからの2シーズンにフィールドで違いを生み出す能力をチームにもたらす。ニューイングランド・ペイトリオッツがマーケットに出ていた2人のTEと契約したことが明らかになった週に、かつてペイトリオッツでアシスタントを務めていたジョー・ジャッジヘッドコーチ(HC)が自らのTEタンデムを形成している。

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