ニュース

セインツのフランチャイズタグ指定を受け入れたSウィリアムス

2021年03月21日(日) 04:04

ニューオーリンズ・セインツのマーカス・ウィリアムス【AP Photo/Butch Dill】

マーカス・ウィリアムスが来るシーズンに正式にニューオーリンズ・セインツでプレーすることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、ウィリアムスが2021年シーズンのフランチャイズタグテンダーを受け入れたと報道。ウィリアムスはフランチャイズタグのもと、2021年に1,061万2,000ドル(約11億5,600万円)を稼ぐことになる。

また、ラポポートによるとウィリアムスとセインツの双方とも長期契約締結に向けて引き続き努力する意向があるという。フランチャイズタグ指定された選手との長期契約締結の期限は現地7月15日だ。

セインツにとってウィリアムスのタグ指定は今オフシーズンに必要不可欠なものだった。元ドラフト2巡目指名選手のウィリアムスは過去数年、セカンダリーの中では過小評価され、あまり注目されない存在だったと言えよう。しかし、セインツで過ごした4シーズンでウィリアムスはインターセプト13回、パスディフレクト30回、タックルは合計246回も記録しているのだ。

2021年シーズンを前に、2020年のサックリーダーだったトレイ・ヘンドリクソン(フリーエージェントとしてシンシナティ・ベンガルズと契約)、ディフェンシブタックルのマルコム・ブラウン(ジャクソンビル・ジャガーズにトレード)をはじめ、セインツは複数のディフェンスプレーヤーを失っており、その損失に対応しなければならない。進化するセインツの成功を確保するにはウィリアムスの引き留めが不可欠であり、24歳のウィリアムスと長期契約をまとめることがセインツの将来には必要だ。

【C】