コーナーバック（CB）ケビン・キングがグリーンベイに戻ってくる。

キングがグリーンベイ・パッカーズと1年600万ドル（約6億5,000万円）の再契約を結ぶと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが事情を知る人物の話を元に報じた。

2017年のドラフト2巡目で指名されたキングはキャリア序盤にけがに苦しめられ、フィールド上でも苦戦した。パッカーズで過ごした4シーズンで、キングはインターセプト6回（うち5回は2019年）、パスディフェンス27回、タックル168回、サック1回にとどまっている。

特に不調だった2020年はプレーオフを含めた13試合で相手のパス成功率が70.3％、パサーレーティングは115を数えた。

25歳のキングはシーズンを通してパッカーズファンの怒りを買い、最も非難されたのはタンパベイ・バッカニアーズに敗れたNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップ戦だ。繰り返し倒されたキングはパス5回を許したのみならず、ターゲット7回中2回のタッチダウンを決められた。そのうちの一つは前半終了時のヘイルメリータッチダウンだった。

ドラフトで獲得した選手を成長させようというパッカーズのプランは、キングの最初の4年間では花開いていない。新守備コーディネーター（DC）ジョー・バリーの元、与えられた1年のチャンスで成果を残せるかが最後の希望だ。

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