ニュース

ファルコンズが元パンサーズRBマイク・デービスと約6億円の2年契約

2021年03月24日(水) 09:40

マイク・デービス【AP Photo/Brian Blanco】

アトランタ・ファルコンズがバックフィールドの穴を埋める選手をディビジョンライバルから奪った。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に報じたところによれば、ファルコンズが元カロライナ・パンサーズのランニングバック(RB)マイク・デービスと完全保証の300万ドル(約3億3,000万円)を含む2年550万ドル(約6億円)の契約を結んだという。

デービスは昨シーズンに負傷したクリスチャン・マカフリーに代わってカロライナで大きな役割を担い、ラン165回でキャリアハイの642ヤードとタッチダウン6回をマーク。パスゲームでも活躍し、キャッチ59回で373ヤード、タッチダウン2回を記録した。

28歳のデービスは中央で相手のタックルを突破する力や、エッジでの十分なスピードを見せてきた。ゲーム展開を大きく変えることはない――2020年の最長は25ヤード――が、信頼性が高く、ヤードをロストすることのめったにない効率的な選手だ。

トッド・ガーリーとブライアン・ヒルの双方がフリーエージェント(FA)になり、ファルコンズのRBのデプスチャートの上部には埋めるべき穴ができていた。他にはアイトー・スミスやクアドリー・オリソン、トニー・ブルックス・ジェームスがデプスチャートを埋めている。アトランタ出身のデービスがナンバー1の仕事を真っ先に担うだろう。

新しいヘッドコーチ(HC)であるアーサー・スミスのランゲームの性質を考えれば、デービスが多くの仕事をこなす可能性がある。ファルコンズが2021年ドラフトのどこかの時点でRBを指名することも予想される。その指名順がどれほど上かによって、デービスの役割が見えてくるはずだ。

また、ファルコンズは現地23日(火)に守備陣も補強している。ラポポートによれば、元シカゴ・ベアーズのラインバッカー(LB)バークビアス・ミンゴが1年契約を結ぶ見込み。元1巡目指名選手であるジャーニーマンは2020年にシカゴでローテーションの一端としてサック2.5回を記録している。ミンゴにとってファルコンズは7シーズンで7つ目のチームとなる。

「レッツゴー!」

【A】