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女子フラッグフットボールがNJCAAの新興スポーツに

2021年03月26日(金) 13:38

フィールドに置かれたフットボールとグローブ【Ryan Kang via AP】

女子フラッグフットボールが新たなステージに進む。

現地25日(木)、NFLは『National Junior College Athletic Association(ナショナル・ジュニア・カレッジ・アスレチック・アソシエーション/NJCAA)』および『Reigning Champs Experiences(レイニング・チャンプス・エクスペリエンス/RCX)』と提携し、女子フラッグフットボールを新興スポーツに指定した。この提携では今後の2年間で女子フラッグフットボール参戦を計画するNJCAAの15の加盟大学に、NFLが供出する15万ドル(約1,600万円)の助成金が配分される。

「女子フラッグフットボールが2年生大学の代表競技へと拡大することは、女子の大学スポーツにおける新たな成果だ」とNFLフットボール運営部門副社長のトロイ・ビンセントは述べた。

「われわれはNJCAAと提携し、女子の学生アスリートたちにフットボールをプレーすることで得られるとてつもなく大きな価値や生涯にわたる恩恵、競争を経験する機会を提供する」

競技は2022年春に開始予定であり、NJCAAのメンバーが他のメンバーと競う。NFL FLAG(NFLフラッグ)の公式オペレーティングパートナーであるRCXが、女子フラッグ界の中でNJCAAがスポーツの枠組みを発展させ、招待大会の運営を補佐する。参加校の増加に伴い、新興スポーツから通常の競技に移行し、全国選手権が実施される。

NFLフラッグのエグゼクティブディレクター兼RCXジェネラルマネジャーのイゼル・リースは「フラッグフットボールをプレーする本当に多くの女子にとって、自分たちが大好きな競技を大学でプレーするという考えは実現不可能な夢のようなものだった」と話し、次のように続けている。

「RCXとNFLフラッグはこの夢を現実のものとするために懸命に取り組んできた。われわれはNJCAAと協調し、女性アスリートが大学レベルで修了して学位を得るための奨学金への実現可能な道を整える助けとなることを誇りに思っている」

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