ニュース

守備陣は多くに手をつけすぎて低迷したとカウボーイズHCマッカーシー

2021年03月26日(金) 14:26

ダラス・カウボーイズのマイク・マッカーシー【AP Photo/Ron Jenkins】

2020年のダラス・カウボーイズの守備陣はリーグの中でも最も低迷するディフェンスの一つだった。

守備陣の苦戦を受けて、ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーはわずか1シーズンで守備コーディネーター(DC)マイク・ノーランを解雇。カウボーイズは結束と改善に期待してダン・クインを新DCに起用している。

現地25日(木)、マッカーシーは昨シーズンのカウボーイズがあまりも多くをやろうとしたことが苦戦につながったと話した。

『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、マッカーシーは「ミスを探そうとするならば、われわれは守備面であまりにも多くのことを変えようとしていた」とコメントしている。

昨シーズンを通してそうだったようにマッカーシーはノーランDCを擁護しており、苦戦の理由について「誰か一人のせいではない」と述べた。

クインDCの下、カウボーイズはスキームとゲームプランの単純化が、才能ある選手の層に欠けるユニットが改善していく助けになると考えている。マッカーシーはクインを“われわれのフットボールオーガナイゼーションにとって大きな資産”だと評した。

マッカーシーはまた、リーグがバーチャルなオフシーズンを想定している中で、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックに影響された昨年よりも守備陣の導入をうまくやる必要があると指摘する。

「われわれはバーチャルな部分でもっと良い仕事をする必要がある」とマッカーシーは話した。

フリーエージェンシー(FA)で守備のビッグネームを獲得していないカウボーイズは、2021年NFLドラフトでの戦力補強を狙っている。

マッカーシーは心得顔で「ドラフトでわれわれが数名の守備選手を獲得しても、私は驚かないね」とジョークを飛ばした。

【A】