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チーフスが元シーホークスDTリードと1年契約

2021年03月29日(月) 16:30

シアトル・シーホークスのジェイラン・リード【AP Photo/Matt Rourke】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区を去った元シアトル・シーホークスのディフェンシブタックル(DT)ジェイラン・リードは、その3日後にはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区へと向かった。

現地28日(日)、カンザスシティ・チーフスがリードと最大700万ドル(約7億6,700万円)の1年契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋からの話を元に報じた。リードには保証金として500万ドル(約5億14,760万円)が支払われる予定となっている。

2016年にアラバマ大学から2巡目指名でドラフトされた28歳のリードは、木曜日に4年間在籍したシーホークスからリリースされた。

ラポポートは以前に、リードが長期的な契約を望んでいるのに対してシーホークスはキャップスペースを広げるための手立てを求めていると伝えていた。結局、シーホークスが譲らない姿勢を示したことで交渉は決裂し、両者は別々の道を選んだ。

リードはこれまでのキャリアでプレーした通算72試合のうち63試合で先発。シーホークスで3シーズンにわたってともに相手クオーターバック(QB)を狙った元チームメイトのディフェンシブエンド(DE)フランク・クラークとはチーフスで再び合流する。

今度はプロボウルに2度選出されているDTクリス・ジョーンズと肩を並べ、守備コーディネーター(DC)スティーブ・スパグニョーロの指揮のもとで相手QBを狙う。

【R】