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ベンガルズのベテランRBバーナードがバッカニアーズと契約

2021年04月13日(火) 10:01

シンシナティ・ベンガルズのジオバニ・バーナードとピッツバーグ・スティーラーズのT.J.ワット【AP Photo/Michael Conroy】

ランニングバック(RB)ジオバニ・バーナードはクールな面々がいるタンパに加わることを望んでいる。

現地12日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に、バーナードがタンパベイ・バッカニアーズと1年契約を結ぶと伝えた。

バーナードは2方向からの引きを受けて南へ向かう。ペリセロによれば、バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディとヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスのそれぞれがバーナード獲得に向けて動いていたという。

NFLキャリア8年のすべてをリードバックの役割を分かち持つRBとして過ごしてきたバーナードは、シーズンあたりのアテンプトが170回を超えたことはなかったものの、地上戦にとどまらず展開を変えることのできる頼れる選手として知られている。身長180cmのランナーはキャリアを通じてパスキャッチ342回、2,867ヤード、レシービングタッチダウン11回を記録し、シンシナティ・ベンガルズのバックフィールドに多彩さをもたらしていた。

ジョー・ミクソンが現れたのを受けてバーナードのキャリー回数は2018年と2019年に大きく低下したものの、2020年には持ち直して120回を数えている。29歳のバーナードにとって、今こそ南オハイオを離れ、タイトルコンテンダーに加わるときだった。ニューイングランド・ペイトリオッツからジェームス・ホワイトを引き入れることも試みていたバッカニアーズだが、その代わりにブレイディからのパスキャッチによってホワイトのようなシーズンを送る可能性を見つつバーナードをチームに加えている。

バーナードが仲間入りするバックフィールドにはレナード・フォーネットやロナルド・ジョーンズ二世らがいる。先発メンバー22名をキープしようと努力してきたバッカニアーズだが、バーナードとの契約はチームがそこにとどまってはいなかったことを如実に示している。

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