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49ersシャナハンHCとリンチGMがQBフィールズとランスのプロデーに出席

2021年04月13日(火) 08:48


サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン【AP Photo/Ross D. Franklin】

2021年ドラフトの全体3位指名権を手にしたサンフランシスコ・49ersは引き続きクオーターバック(QB)の精査を行っている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えたところによれば、49ersのジェネラルマネジャー(GM)であるジョン・リンチとヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンがオハイオ州立大学(OSU)のジャスティン・フィールズ、およびノースダコタ州立大学のトレイ・ランスの2度目のプロデーに参加するという。

フィールズの2度目のプロデーは現地14日(水)にOSUで実施され、ランスのワークアウトは19日(月)を予定している。

49ersの首脳陣は2週間前にアラバマ大学のQBマック・ジョーンズの2度目のプロデーに出席していた。これはフィールズの最初のプロデーと日程が重なっていた。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを受けてNFLスカウティングコンバインがキャンセルされ、プライベートのワークアウトも許可されていないことから、チームがQBをつぶさに見るチャンスはプロデーに限られている。

NFLネットワークのトム・ペリセロはフィールズとランスのワークアウトにはシャナハンHCが練習で用いるドリルとスローが含まれていると伝えた。

49ersは3つの1巡目指名権を含む大量のドラフト指名権と引き換えに、フランチャイズQBを指名できる位置を確保した。トレバー・ローレンスが全体1位、ザック・ウィルソンが全体2位指名を受けると予測される中、49ersは残る選手からQBを選ぶことになるだろう。

トレードのタイミングからは、49ersが狙っているQBで決着できない可能性がありながらも、トレードを敢行する程度にはすべての選択肢に満足していることを示唆している。2人のプロデーが、49ersにとって公的な候補者分析の締めくくりになるはずだ。

ドラフトが始まるまで17日。49ersの準備作業は大詰めを迎えているようだ。

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