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めったにない雄弁さでエデルマンを称賛したペイトリオッツHCベリチック

2021年04月16日(金) 15:58

ニューイングランド・ペイトリオッツのジュリアン・エデルマン【AP Photo/Elise Amendola】

この一週間の大部分が、ジュリアン・エデルマンを卓越したフットボール選手にし、理想的なニューイングランド・ペイトリオッツのメンバーにした特質を数え上げることに費やされてきた。すでにエデルマンへの大きな感謝を示しているビル・ベリチックヘッドコーチ(HC)も、それに続いて率直な言葉を贈った。

「ジュリアンは私がコーチしてきた中でほぼ誰よりも遠くまでやってきた選手で、大学のクオーターバック(QB)からレシーバーへ、パントリターナーへ、そして守備まで、プレーしたことのないあらゆるポジションを経験したその成長の中で、私はパントリターナーやレシーバーとしての、この非常に難しいポジションでの数年間は、特に彼がカレッジでそういったトレーニングを受けていなかったことを踏まえればなおさら、本当に大きな偉業だと思う」と言うベリチックHCはこのように続けている。

「彼のタフネスや競争力、プレーメイクする能力はわれわれのチームの本当に大きなバックボーンだ。ジュリアンや彼がキャリアを通じて達成してきたこと、それを達成するためにどれだけハードに頑張ってきたかを大いに尊敬しているし、彼が私に個人的にしてくれたことやわれわれの組織のためにやってくれたことのすべてに深く感謝している」

ベリチック率いるペイトリオッツのために何度もその身体を危険にさらしてきたエデルマンだったが、2020年に負ったひざのけがが最後の打撃になった。

引退の決断に至るまでに、エデルマンはベリチックやペイトリオッツファンの尊敬を集めるだけの数々の功績を残してきた。

エデルマンがペイトリオッツにとってどんな意味を持っていたかは、いつでも短く退屈な答えを返すばかりのベリチックHCがエデルマンに贈った言葉の、単純な長さを見ただけでも分かる。

ただそれだけでも十分に雄弁であり、ケント州立大学のQBからレシーバーに転向したエデルマンがNFLのモデル的なチームの一つに与えた影響の大きさが強調されている。

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