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NFL、オフシーズン中の「COVID-19感染のリスクが高い行為」に罰則はない意向

2021年04月19日(月) 15:43

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

現地17日(土)の夜、NFL選手会(NFLPA)はオフシーズン中の「新型コロナウイルス(COVID-19)感染のリスクが高い行為」に対してNFLが選手を罰するつもりはないことを選手たちに伝えた。情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

さらにペリセロは、バーや屋内でのイベントに行くなどの活動もその対象に入るとつけ加えた。これにより、オフシーズンのワークアウトのために来週からチームの施設に戻る選手たちは自主隔離をする必要がない点も指摘している。

昨シーズン、COVID-19のプロトコルに違反したフィールド外でのさまざまな行為に対して、チームやリーグは選手たちに罰金を科した。中でも重い罰を受けたのは当時ワシントン・フットボール・チームに所属し、今季からピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)となったドウェイン・ハスキンスだ。4万ドル(約430万円)の罰金に加え、キャプテンの資格もはく奪されている。

今回の通達に先立ち、先週にNFLPAは有志の集まりには参加しないよう呼びかけた。これまでに18チームの選手が組合を通じて、全員またはほとんどの選手が参加しないという声明を出している。

また、ペリセロによると、土曜日に発表されたNFLPAの覚書には、チームが引き続きマスクの着用を拒否するなど、施設内のプロトコルに違反した選手を罰することができるとNFLが主張している旨も記されていたとのことだ。

ほとんどのチームは月曜日からオフシーズンのプログラムを開始する。

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