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ひざの手術を終えて“快調”とバッカニアーズQBブレイディ

2021年04月19日(月) 16:31

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/Ashley Landis】

トム・ブレイディが軽度なひざの手術を受けると報じられてから2カ月、タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)は事態が好調に進んでいると話した。

43歳のブレイディは現地18日(日)にバッカニアーズヘッドコーチ(HC)であるブルース・エリアンスが擁するエリアンスファミリー基金のイベントに出席し、自らの健康状態について進捗を伝えている。バッカニアーズの直近の未来に関心を持っている人々にとって、ブレイディの反応は励みになるものだっただろう。

『ESPN』によれば、ブレイディは「すごくいい調子。今週いけるかは分からないけれど、どういう具合かはこれから分かるよ」と話したという。

「これからシーズンが始まるまでにかなり長い時間があるし、いろいろやらなきゃいけないことや果たさなきゃいけないことをスマートにやっていくけれど、僕らは準備を整えることにすごく誇りを持っているし、自分たちはそうなると確信している」と話すブレイディはさらにこう続けている。

「いいよ、調子はいい。うまく進んでいる。リハビリをやっている。全然楽しくないけれど、本当のトレーニングとかに戻れるのが楽しみ。すぐに戻れるといいね。僕としては問題ない。これもやっていかなければならないことだから。いろいろなことがある。自分にできる最高の方法でそれに対処し、進歩する最高の機会にするんだ。6週間か7週間前よりははっきりと調子が良くなっている」

ブレイディが手術を受けるという報せは、チームが未来の殿堂入りQBと1年の契約延長を結ぶ前に分かっていた。バッカニアーズはチームの近い将来に目を向け、このオフシーズンに昨シーズンの先発メンバー22名すべてを確保している。

第55回スーパーボウルを制したチームのロースターにいた全員が、2021年に“もう一度”やりたいと明言していた。たとえ手術の後であっても、ブレイディがその挑戦を再びリードすることはないと考えるのは、まったくの見当違いというものだろう。

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