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つま先のリハビリは予定より進んでいるとチーフスQBマホームズ

2021年04月20日(火) 08:54

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Ashley Landis】

クオーターバック(QB)パトリック・マホームズの2020年シーズンは落胆の形で終わったものの、2021年に関しては期待すべき理由が十分にある。

その一つが、つま先の負傷のリハビリがスケジュールを前倒しにして進んでいることだ。マホームズ自身が現地19日(月)に負傷からの回復状況について報道陣に明かしている。また、この負傷によってマホームズは以前よりも優れた選手になれると考えている。

負傷はもっと良くなろうとする努力を妨げるものか問われたマホームズは「いいや。ただ改善するための別のやり方を見つけなきゃいけないだけ」と応じた。

「自分のゲームの中で改善できるものはすごく多い。再スタートする形になって、足のけがから始めることで、フットワークを本当に改善できるし、自分自身をもっと良くできる。キャリアを通して足首のけがを抱えてきて、足をどう使うのがいいのか学んできた。このけがからどう回復するかを学ぶことは長い目で自分の役に立つと思うし、そこに本当に集中できる」

マホームズがさらに優れたバージョンになるというのは、率直に言って恐ろしい考えだ。特に、マホームズを止めるすべを探さなければならない者にとっては。タンパベイ・バッカニアーズはスーパーボウルの舞台でハイパワーのチーフス攻撃陣を止めたものの、それは先発タックル(T)がいない状況だった。

マホームズは異次元クラスの才能を有しており、細かい部分を調整していくのはまだ表に出ていないポテンシャルを発揮するための最良の道だろう。次の段階へ進むことで、第55回スーパーボウルで直面したような逆境をも乗り越える力がつくかもしれない。

そういったシナリオを現実のものとするために、まずは健康な状態でいる必要がある。マホームズは月曜日に、すでに保護具を外しており、トレーニングキャンプが始まる前にフィールド上のワークアウトをある程度行う予定だと話した。

「いい具合に進んでいると思う。スケジュールよりも先に進んでいると思うね。もちろん、彼らは慎重に進めていて、俺を急いで戻そうとはしていない。でも、俺は自分にできることをやっている。やっと保護具が取れた。永遠みたいに感じたよ。今はフィールドに戻ってワークアウトできるように頑張っている。オフシーズンが終わるまでに何かできたらと思っていて、彼らもその方向で進めるはずだ」

今のところはオフシーズンの話題に過ぎない。誰もが簡単に希望を口にできる時期だ。楽観視したところで現実とはまた別の話だが、来るシーズンに夢を懸ける者にとってはもちろん希望を抱いている方がいい。

マホームズにとって、来るシーズンは偉業を達成するための新たなチャンスになる。つま先が回復してフットワークが向上したマホームズがどこへ向かうのか、胸に描きつつ開幕を待つばかりだ。

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