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元ブロンコス、ブラウンズSのT.J.ウォードが引退を発表

2021年04月22日(木) 00:14

タンパベイ・バッカニアーズのT.J.ウォード【Icon Sportswire via AP Images】

デンバー・ブロンコスの“ノー・フライ・ゾーン”に不可欠なメンバーだったT.J.ウォードがパトロールゾーンを永遠に閉鎖することを決めた。

8年の現役生活を経験したベテランセーフティ(S)は、『Denver7(デンバー7)』のトロイ・レンクに正式にNFLを引退することを告げた。ウォードのキャリアにはブロンコスの一員として出場した第50回スーパーボウルも含まれている。

「今日、俺はプロフットボールからの正式な引退を発表する」と彼は声明を出した。「あっという間にも感じたし、同時に長かったような気もする。俺たちはこの人生とスポーツの中でそれぞれの旅をしている。俺は誇りを持って自分の道を進み、フットボールの終点までたどり着いた。どんなアップダウンがあっても、道を外れずにやり切った。フットボールは俺の血管に流れている。可能な限り長くプレーしようとした。最後には、もうこれ以上プレーすることができなくなった」

「NFLで8年間を終えられて光栄だし、俺は祝福されている! ドラフト2巡目で指名され、オールルーキーチーム、オールプロ、プロボウラー、第50回スーパーボウルのチャンピオンになった。最高に素晴らしい旅だったよ!」

2010年にブラウンズから2巡目指名を受けたウォードは2014年にブロンコスの一員となり、ペイトン・マニングを司令塔として、鉄壁の“ノー・フライ・ゾーン”を築いたセカンダリーの重要メンバーとして活躍。第50回スーパーボウルで優勝を果たした。

知的なハードヒットのSとして、ウォードは2度のプロボウルに選ばれており、キャリア通算607回のタックル、8回のインターセプトと10回の強制ファンブルを積み上げた。34歳のウォードのプレーは、2017年のタンパベイ・バッカニアーズでのものが最後となった。

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