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WRブラウンが性的暴行の民事訴訟で元トレーナーと和解

2021年04月22日(木) 15:03


タンパベイ・バッカニアーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Mark LoMoglio】

2019年9月に元トレーナーであるブリトニー・テイラーさんから民事訴訟を起こされたワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンが、テイラーさん側と和解に至ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。テイラーさんはブラウンから3度の性的暴行を受けたと訴えていた。

ブラウンの代理人であるアラナ・バースティンとテイラーさんの弁護士であるデビッド・ハースは個別の声明の中で「アントニオとブリトニーは10年にわたる友人でした。数年前、彼らはほぼビジネスパートナーになりました。最近になって、彼らは攻撃的な訴訟にかかわりました。彼らの関係性を顧みて、両者は前へ進むときだと感じています」と述べた。

「アントニオはブリトニーの素晴らしいトレーニングアシストに感謝しています。彼らはアントニオがバッカニアーズで活躍し、リングを手にしたことを喜んでいます。彼らの議論は解消され、お互いに今後の成功を祈っています」

テイラーさんは民事訴訟において、2017年6月に行われた2回のトレーニング上の移動時にブラウンから性的暴行を受け、2018年5月にマイアミでレイプされたと訴えていた。

2019年9月、テイラーさんはブラウンに対する申し立てについて話し合うためにリーグと面談している。リーグの個人行動規範の違反で罰せられる可能性があることから、NFLは今もブラウンの調査を行っている。

32歳のブラウンは昨年10月にタンパベイ・バッカニアーズと契約し、レギュラーシーズンの8試合とポストシーズン3試合の合わせて11試合に出場。キャッチ53回、564ヤード、レシービングタッチダウン6回を記録した。現在はフリーエージェント(FA)になっている。

現地21日(水)にブラウンと契約する可能性について聞かれたバッカニアーズのジェネラルマネジャー(GM)であるジェイソン・リヒトは、民事訴訟の和解は“役立つものの、必ずしも話し合いを継続するかどうかの決定的な要素ではない”とコメントしている。

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