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全体3位の49ersはノースダコタ州立大学のQBトレイ・ランスを選択

2021年04月30日(金) 10:25

サンフランシスコ・49ersからドラフト指名を受けたノースダコタ州立大学のトレイ・ランス【AP Photo/Tony Dejak】

ノースダコタ州立大学からサンフランシスコ・49ersへ未来のフランチャイズQB(クオーターバック)がやってきた。

カイル・シャナハンHC(ヘッドコーチ)と49ersは全体3位にトレードアップすることで次世代のスターQBに焦点を定めており、現地29日(木)にクリーブランドで開催されているドラフトにて、それが誰なのかの推測に終止符が打たれている。

49ersが全体3位指名権を使って選択したのは、ノースダコタ州立大学のQBトレイ・ランスだった。

ランスがどれだけ早い段階でジミー・ガロポロに代わって先発を務めるのかは分からないが、チームは未来のQB1を手にしたことになる。

身長約190cm、体重約99kgのランスはポケットにおける強力な存在感や、相手守備陣を惑わせる技、センターの後ろでのプレーの多様性、安定したボールの速さを示してきた。カレッジ時代の17試合で1度しかインターセプトされたことがなく、ランスの意思決定力と正確性はプラスの要素ながら、成長には少し時間がかかるかもしれない。

FCSフットボールプログラム出身の注目選手については直面してきた競争のレベルについての疑念がつきまとうものだが、ランスにはそれを退けるだけの手法と明確な形にはならない強みがある。

ランスは2016年にフィラデルフィア・イーグルスから全体2位指名を受けたカーソン・ウェンツに続いて、2人目のノースダコタ州立大学出身の1巡目指名選手となった。

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