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TEカイル・ピッツが全体4位でファルコンズから指名、TEとして最高位

2021年04月30日(金) 10:40

アトランタ・ファルコンズからドラフト指名を受けたフロリダ大学のカイル・ピッツとNFLコミッショナーのロジャー・グッデル【AP Photo/Tony Dejak】

2021年ドラフト1巡目の指名が始まった現地29日(木)に未来のフランチャイズQB(クオーターバック)たちが誕生していく中、QB以外の選手を最初に指名したのは全体4位のアトランタ・ファルコンズだった。

ファルコンズが選択したのはフロリダ大学のタイトエンド(TE)カイル・ピッツで、ピッツはドラフト史上最高位で指名されたTEとなっている。

マッチアップのナイトメア的存在であるピッツは身長約195cm、体重約111kgにして40ヤードを4.4秒で走破するTEだ。

ピッツは試合展開を変えるスピードとボールスキルを持ち味としており、これはトラビス・ケルシーやジョージ・キトルといった新世代のTEたちが才能を花開かせているNFLにおいて大きな資産となる。

ピッツはインラインでもアウトワイドでもスロットでも、ファルコンズのルーキーHC(ヘッドコーチ)であるアーサー・スミスが望むとこならどこにでもつくことができるだろう。ファルコンズのQBマット・ライアンの好シーズンのいくつかは、史上最高のTEの一人であるトニー・ゴンザレスとともに送ったものだった。今、ファルコンズはライアンの武器庫に、最も有望で高く評価されるTEを加えている。

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