レイブンズの1巡目指名選手であるWRラショッド・ベイトマンが新人契約にサイン
2021年05月13日(木) 11:38クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの助けとなるドラフト1巡目指名選手が契約にサインした。
ボルティモア・レイブンズが1巡目で指名したワイドレシーバー(WR)ラショッド・ベイトマンと現地12日(水)にルーキー契約を結んだことをチームが明らかにしている。
2021年NFLドラフトの全体27位で名前を呼ばれたミネソタ大学出身のベイトマンは、レイブンズがジャクソンと共にパスアタックを改善していく上で力になると目されている。ジャクソンは過去2シーズンにわたり、地上戦では歴史的なパフォーマンスを残してきた。
基本的に健康で、完全なパッケージをもたらすWRであるベイトマンは、2021年のドラフト1巡目指名の中では2番目に契約を結んだ選手になった。ベイトマンに先立って契約を締結したのはインディアナポリス・コルツのディフェンシブエンド(DE)クイティ・ペイだった。レイブンズはベイトマンの他にもペンシルべニア州立大学のラインバッカー(LB)ジェイソン・オウェを1巡目全体31位で選択している(OTオーランド・ブラウンをカンザスシティ・チーフスに送り出した対価としての指名権による)。『Over the Cap(オーバー・ザ・キャップ)』が概算したルーキープールに基けば、ベイトマンは初年度に229万ドル(約2億5,000万円)を受け取ると予測される。
大学4年次に出場した5試合でベイトマンはキャッチ36回、472ヤードをマーク。3年次にはキャッチ60回で1,219ヤード、タッチダウン11回を記録していた。そういった数字を残す能力こそ、ジャクソンの足と同じくらいの成果をその腕にも求めるレイブンズが望んでいたものだ。
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