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チーフスがトレードでバイキングスCBヒューズを獲得へ

2021年05月14日(金) 08:32

マイク・ヒューズ【AP Photo/Andy Clayton-King】

2021年NFLドラフトの1巡目指名権をトレードで他チームに渡してからそう経っていないうちに、カンザスシティ・チーフスが2018年の1巡目指名選手をトレードで獲得しようとしている。

ミネソタ・バキングスのコーナーバック(CB)マイク・ヒューズおよび2022年の7巡目指名権を、2022年6巡目指名権と交換する取引をチーフスが取りまとめていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

バイキングスによって2018年の全体30位で指名されたヒューズはルーキーイヤーにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、2020年には首の負傷によって4試合しか出場しなかった。チーフスはこの機に、負傷に苦しみながらもまだ有望な24歳の選手の獲得に動いている。

チーフスは2021年の1巡目指名権を使ってボルティモア・レイブンズとトレードを行い、オフェンシブタックル(OT)オーランド・ブラウンをメンバーに加えている。これはオフェンシブライン強化のための数多くの動きのうちの一つだった。

6巡目指名権というそれほど大きくはない代償によってトレードされたヒューズは、個人的には2度目のチャンスをものにすることを目指しつつ、チームのCB勢を向上させるだろう。現在、チーフスのCBとしてはラジャリウス・スニード、シャーバリウス・ウォード、そして、最近契約したウィル・パークスがいる。

一方のバイキングスは守備面が振るわなかったシーズンから前進すべく、元1巡目指名選手との関係を断っている。負傷のないときのヒューズが3シーズンの24試合中、7試合にしか先発していないことを考えれば、その決断も驚きではない。また、バイキングスにベテランのパトリック・ピーターソンが加わった影響もあった。

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