トレードの可能性が浮上していたブロンコスWRハミルトンがACL断裂で「すべてが保留」
2021年05月15日(土) 14:19デンバー・ブロンコスの一員としての将来はおそらくすでに終えんに向かっていると見られるが、ワイドレシーバー(WR)デイショーン・ハミルトンの2021年シーズンは始まる前に終わってしまったかもしれない。
現地14日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のテイラー・ビシオッティはハミルトンがACL(前十字靱帯)を断裂したと伝えている。
この前日にはNFLネットワークのマイク・ガラフォロが、当初、ブロンコスはハミルトンをウェイバーにかける予定だったが、トレードの要請を受けていると報じたばかりだ。
木曜日の時点ではまだトレードの可能性が残されており、ハミルトンは2021年にブロンコスもしくは他の場所でプレーする見通しだったものの、それが今、残念な方向に進んでいるようだ。
NFLネットワークのイアン・ラポポートが報じたところによれば、ハミルトンはウェイバーされずにトレードされる予定だったが、チーム施設外でのトレーニング中に負傷したことで「チームが詳細情報を入手しようとしており、すべてが保留になっている」とのこと。また、ガラフォロは「自分の理解する範囲」で、木曜遅くにはトレードがまとまりつつあり、近日中にも成立する見込みだったとしており、ラポポートはルーキーキャンプ後に最終決定されることになっていたと付け加えている。
ブロンコスは2021年NFLドラフトに先だって、2018年ドラフト4巡目で入団したハミルトンの移籍を試みたが、相手が見つからなかった。13日にブロンコスがハミルトンをウェイバーにかける計画が明らかになったのに続いてトレードの可能性が浮上したと報じられた。
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