「先発になれるよう全力を尽くす」とベアーズのルーキーQBジャスティン・フィールズ
2021年05月16日(日) 00:52シカゴ・ベアーズのファンは何十年も真のフランチャイズクオーターバック(QB)が現れるのを待っていた。
2021年のNFLドラフトでベアーズがトレードアップでジャスティン・フィールズを全体11位で指名して以来、オハイオ州立大学バックアイズ出身の彼がフィールドに立つ姿を早く見たいという期待が高まっている。
現地14日(金)、フィールズは先発ラインアップに選ばれるよう、自分にできることは全てやると決意を口にしたが、同様にヘッドコーチ(HC)のマット・ナギーの計画を信頼しているとも言い、たとえそれがしばらくベンチに座ることを意味しても従うと述べた。
「俺たちのチーム全員が先発を狙っていると思う。そうじゃなきゃここにいる意味がない。だからもちろん、俺はその先発の仕事を得るために自分にできることを全部やる」とフィールズはルーキーミニキャンプの始まりに際して、記者会見で述べた。「決めるのは俺じゃない。俺の進化だとかそういうものについてはナギーコーチが計画を立ててくれている。俺はただ仕事を頑張ってしっかり集中し、毎日鍛えるだけさ」
フィールズをいつデビューさせるかについて、ナギーは適切な計画を用意しなければならないことは認識していると述べており、本人もそれに従う準備はできている。
「俺はすごくリラックスしている」とナギーの計画について聞かれたフィールズは答えた。プレーするまでにしばらく待たなければならないとしても大丈夫だという。「選手がコーチたちを信じ、コーチたちが選手を信じるのはすごく大事なことだと思う。ナギーコーチが俺のために計画してくれたことなら、それが何であれ俺はそうするし、従うよ」
ナギーとベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ペースには、勝たなければならないというプレッシャーがかかっている。と同時に、フィールズを優れたQBへと導かねばならない。それは栄誉の殿堂入りQBのシド・ラックマンが70年以上前に引退して以来、チームがずっと探し続けてきたものだ。
ベアーズファンはフィールズへの期待で舞い上がっているかもしれないが、これほどの前評判に応えるプレッシャーは並大抵のものではない。
ジョージア州のハリソン高校からオハイオ州立大学に進み、活躍した5つ星ルーキーのフィールズは、それが自分の宿命なのだと考えている。
「俺は高校時代からスポットライトを浴びていたから、たぶん、そういうのを生まれ持っているんだろう」とフィールズは述べた。「宿命ってやつさ。俺にとっては何も新しくない。今まで通り努力して、日々向上するだけ」
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