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49ersが元ジャガーズWRのマーキス・リーと契約

2021年05月18日(火) 09:41

ジャクソンビル・ジャガーズのマーキス・リー【AP Photo/Keith Srakocic】

ワイドレシーバー(WR)マーキス・リーのNFL復帰には新しい場所という要素が含まれている。それはサンタクララだ。

元2巡目指名選手であるリーが現地17日(月)にサンフランシスコ・49ersと契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。49ersもこの契約を認め、それに付随する動きとしてワイドアウトのオースティン・プロールをウェイバーにかけたことを明かしている。

リーが最後にプレーしたのは2019年で、それがジャクソンビル・ジャガーズでの最終年になった。このシーズンは肩の不調によって短縮され、6試合の出場でターゲット4回、キャッチ3回に限られている。2018年はプレシーズンに膝に重傷を負い、試合には出場していない。出場できない状態が続いたことと、生産性が落ちたことによって、リーは2020年4月にリリースされていた。

リリースから8日後にニューイングランド・ペイトリオッツと1年契約を結んだリーだが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを受けて2020年シーズンをオプトアウトしたため、この年も試合に出場することはなかった。

再びフリーエージェント(FA)となったリーは、2度目のチャンスを求める選手の力を試すことをいとわないチームに新たな場所を見いだした。ピーク時にはキャッチ63回、851ヤードを記録しているリーは、ジャクソンビルでアレン・ロビンソンと共にダイナミックなデュオを組んでいた。14試合以上に出場したシーズンには、リーは最少でもキャッチ56回、702ヤードをマークしている。問題はそれがキャリアで2度――2016年と2017年――しか起こらなかったことだ。

それ以降、リーはフラストレーションを抱えながら何度もチームドクターの元を訪れてきた。パンデミックの影響で1年休養したリーはまだ29歳であり(11月に30歳)、チームにとってはリスクの低い契約と言える。それが賢明な動きだったかどうかは、いずれ分かるだろう。

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