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ブロンコスが施設外のトレーニングで負傷したWRハミルトンを放出、チームで2人目

2021年05月19日(水) 08:24


デンバー・ブロンコスのデイショーン・ハミルトン【AP Photo/Jack Dempsey】

ワイドレシーバー(WR)デイショーン・ハミルトンがチーム施設外でのワークアウト中に大きなけがを負ったデンバー・ブロンコスで2人目の選手となった。

元チームメイトのジェイウワン・ジェームスと同様、負傷の後にハミルトンはリリースされている。施設外でのワークアウト中の負傷が原因でリリースされたブロンコスの選手はこれで2人目だ。

ブロンコスは現地18日(火)にフットボール外の負傷によってハミルトンをウェイバーにかけたことを明かしている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のテイラー・ビスコッティによれば、ハミルトンは先日に自身で行っていたトレーニング中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂。同じく『NFLネットワーク』のマイク・ガラフォロが後に伝えたように、ハミルトンをトレードする相手が見つからなかったブロンコスには、ハミルトンをリリースする意向があった。ACL断裂によって、ブロンコスの決断が促された形だ。

『NFLネットワーク』のマイケル・シルバーは、今回のリリース前にサンフランシスコ・49ersがハミルトンをトレードで獲得するのではないかと目されると伝えていたが、ACL断裂によってその機会は失われている。

負傷のない状態のハミルトンは厚いレシーバー層の中で活躍できずにいたが、スピードと運動能力の組み合わせによってトレードの関心を引き立てる可能性はあった。

ACL断裂によってハミルトンのブロンコス時代は終わった。2021年シーズンもまた然りということになりそうだ。

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