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TEデラニー・ウォーカーが49ersでワークアウトへ

2021年06月02日(水) 10:12


テネシー・タイタンズのデラニー・ウォーカー【AP Photo/Don Wright】

デラニー・ウォーカーが自身のNFLキャリアが始まった地に戻るかもしれない。

フリーエージェント(FA)のタイトエンド(TE)であるウォーカーが現地2日(水)にサンフランシスコ・49ersと共にワークアウトを行うべくサンタクララへ向かうと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが情報筋の話を元に伝えた。

36歳のウォーカーは2006年ドラフトの6巡目で指名を受けてサンフランシスコでキャリアを開始し、そこで7年を送った。ドラフトメイトのTEバーノン・デービスと共にプレーしたウォーカーは2006年から2012年に1,465ヤード、タッチダウン8回を記録している。

サンフランシスコからテネシー・タイタンズに移った2013年にウォーカーの生産性は急上昇した。アスレチックなパスキャッチャーはタイタンズで過ごした7シーズンに3度プロボウルに選出され、キャッチ381回で4,423ヤード、タッチダウン28回をマーク。フィールドのあらゆるエリアでの武器として、ウォーカーは1,000ヤード超えのシーズンを記録し、800ヤードを超えたシーズンは3度あった。

タイタンズでの最後の2年間は年齢と負傷によって成績が下降。2018年から2019年には8試合の出場にとどまっている。

タイタンズからリリースされたウォーカーはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックもあって2020年は戦いの場を退いていた。

サンフランシスコへ向かったことによって、ウォーカーのキャリアは1周まわって元のところに戻ってくるかもしれない。それは1年のブランクをはさんだ上でのワークアウト次第だ。49ersにはスターTEのジョージ・キトルを筆頭に、ロス・ドウェリー、2020年の6巡目指名選手であるチャーリー・ウォーナー、ドラフト外FAのジョシュ・ペダーソンがいる。

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