ロジャースがAFC西地区に来れば“最高”とチーフスQBマホームズ
2021年06月02日(水) 10:43
グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースをめぐるオフシーズンのうわさは続き、仮にロジャースがトレードされるとすればその行先はデンバー・ブロンコスかラスベガス・レイダースだと言われている。
勢力図が一変してしまうようなトレードが実現すれば、ロジャースはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区でQBパトリック・マホームズと相対することになる。マホームズが所属するカンザスシティ・チーフスは5年連続でディビジョンタイトルを獲得しており、その中にはマホームズが先発QBを務めたシーズンが含まれている。ロジャースがこのディビジョンに加われば、そんなチーフスとマホームズにとって最大の脅威となるだろう。
“15 and the Mahomies Aloha Golf Classic(15アンド・ザ・マホーミーズ・アロハ・ゴルフ・クラシック)”を初開催したマホームズは『Bleacher Report(ブリ―チャー・レポート)』のカイラ・ニコールに、ロジャースと1年に2度対戦するのは楽しいだろうと語っている。
「もちろん、それは最高だな。そんなチャレンジが1年に2度もあるなんて、ものすごい機会だ。彼は驚くほどのフットボール選手。それを長いことやってきて、俺はそのプレーを見てたくさんのことを学んだ。彼がAFC西地区に来たら俺たちにとってはちょっときつくなるのは間違いないけれど、受けて立つよ」
ロジャースがAFC西地区にやってくれば、マホームズの20勝0敗という目標はさらに厳しくなるはずだ。
パッカーズはロジャースをトレードする計画はないと主張しており、MVPクラスのQBたちが1年に2度戦うという考えは今のところブロンコスファンやレイダースファンの白昼夢に過ぎない。これから数カ月で何かが大きく変わらない限り、ロジャースとマホームズが1年に1度対決することで満足しなければならないだろう。今年は第9周にパッカーズがアローヘッド・スタジアムを訪れる予定だ。
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