ドルフィンズが2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えにジャイアンツTEウォーラーを獲得
2025年07月02日(水) 08:27
タイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーがNFLに復帰する。
ニューヨーク・ジャイアンツが2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ウォーラーおよび2027年ドラフト条件付き7巡目指名権をマイアミ・ドルフィンズへトレードすると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがトレードについて知る人物の話をもとに報じた。
32歳のウォーラーはNFLでの8シーズンを経て昨年6月に引退の意向を表明。キャリア通算ではレシーブ350回、4,124ヤード、タッチダウン20回を記録し、プロボウルに1回選出された実績を持つ。今後は1年のブランクを経て現役復帰し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区でプレーすることになる。
ドルフィンズが月曜日にセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックを獲得する見返りとして、タイトエンド(TE)ジョンヌ・スミスおよびコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーをピッツバーグ・スティーラーズへトレードしたことを踏まえると、ウォーラーの獲得は意外な動きだと言えよう。
ペリセロによれば、ウォーラーは最近、ドルフィンズでしかプレーしたくないとジャイアンツに伝えていたとのこと。その願いをかなえたウォーラーは、クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアやワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒル、WRジェイレン・ワドル、ランニングバック(RB)デボン・エイチェーンを擁するダイナミックなオフェンスに加わる。
現在のドルフィンズのタイトエンド陣には、ファラオ・ブラウン、ジャリン・コニャーズ、ジュリアン・ヒルが名を連ねている。
ウォーラーは今シーズン第9週にドルフィンズがボルティモア・レイブンズを迎え撃つ試合で、かつて所属していたチームと対戦する機会を得る見込みだ。
ドルフィンズは現地7月22日(火)に始まるトレーニングキャンプで、新たに加入したウォーラーを初めて目にすることになるだろう。
【RA】