「まだ主力選手であり、リーグ屈指の選手であることを証明」することを目指すジェッツRBホール
2025年07月02日(水) 09:07
ニューヨーク・ジェッツは新しいヘッドコーチ(HC)とジェネラルマネジャー(GM)を迎え、新たなスタートを切ろうとしている。
外部の多くの人は、アーロン・グレンHCとダレン・ムージーGMの下で1年目を迎えるジェッツが再建期を迎えていると考えるかもしれない。しかし、ベテランランニングバック(RB)ブリース・ホールは新体制とオフシーズンのロースター補強により、2025年に勝利をつかめると信じている。
チーム公式サイトによると、ホールは「新しいコーチングスタッフとGMを迎えたことが再建を意味すると思っている人もいるだろうけど、うちのロースターには優秀な選手がたくさんいるから、俺たちは今すぐ勝つことを目指している。外部の多くの人は再建期に入っていることを当然のことと思い込んで、うちのチームに実際にあるものに気づいていないと思う」と話したという。
アイオワ州立大学出身のホールは、元HCロバート・サラーと元GMジョー・ダグラスが率いていたジェッツから2022年ドラフト2巡目で指名を受けてから、一度も勝ち越しを経験していない。
ホールが加入してから最初の2シーズンで、ジェッツは複数のクオーターバック(QB)を先発起用していたが、2024年シーズンはアーロン・ロジャースがレギュラーシーズンの全17試合に出場した。今オフシーズンにはジャスティン・フィールズが新たな司令塔としてジェッツに加入し、ロジャースはピッツバーグ・スティーラーズに移籍。ジェッツは2年契約を結んだフィールズがQBポジションの答えになることを期待している。
キャリア4年目を迎えるホールは、フィールズや新攻撃コーディネーター(OC)タナー・エングストランドと協力することになる。まだキャリアで1,000ランヤード超えを達成したことがないものの、自分にはNFL屈指のランニングバックになる才能があると確信しているホールは、次のように語った。
「とにかく、自分がまだ主力選手であり、リーグ屈指の選手であることを証明しようとしている。毎週末に試合に出て、試合に出るのにふさわしい選手であることを証明しようとしているんだ」
ホールとジェッツはトレーニングキャンプが始まる現地7月22日(火)から、フィールド上でより良いチームワークを築くことを目指すだろう。
【RA】