WRジョーンズがミニキャンプに参加するかは来週分かるとファルコンズHCスミス
2021年06月03日(木) 08:36現地2日(水)はアトランタ・ファルコンズがワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズをトレードする期日ではなかった。むしろ、この日にドアはより広く開かれている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたように、何らかの取引がすぐ起こる様子ではないものの、アトランタとジョーンズの全体的に希薄になっている状況については何らかの結末に近づいているようだ。
チームが参加必須のミニキャンプを開始するまであと1週間を切った。ヘッドコーチ(HC)のアーサー・スミスはスターワイドアウトと最近連絡を取ったとする一方、ジョーンズがファルコンズの施設に現れるかどうかについての質問への回答を先延ばししている。
「われわれは常に、すべての選手と対話している」とスミスは水曜日に報道陣に述べた。
「複数のルートからさまざまな良いコミュニケーションを取っているので、どうなるかは来週見てみよう。われわれがどこにいるかは知っているね? 来週、それにお答えできる」
当然ながら、ジョーンズはこれまでOTA(チーム合同練習)に参加していない。しかし、スミスHCの口ぶりからすれば、ジョーンズが唯一プレーしてきたプロチームとの関係は完全に悪化したわけではないようだ。何度もプロボウルに選出されてきたジョーンズはドラフト前にトレードを要請し、チームはそこから可能性を模索してきた。ファルコンズがジョーンズと袂を分かちつつサラリーキャップに対して1,500万ドル(約16億4,000万円)以上をセーブできるようになる6月1日より前のトレードは当初から予測されていなかった。
うわさによれば、ニューイングランド・ペイトリオッツを含む複数のチームがジョーンズの獲得に興味を持っているという。ジョーンズが来週もチーム施設に不在であれば、もうファルコンズでのプレーに興味を持っていないことがさらに示されるだろう。
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