QBニュートンがOTAで利き手に軽度の骨折
2021年06月05日(土) 11:05ニューイングランド・ペイトリオッツの魅力的なクオーターバックの状況が若干ながら楽観できなくなってきた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたところによると、現地4日(金)に実施されたOTAでクオーターバック(QB)キャム・ニュートンがヘルメットに右手をぶつけて軽度の骨折を負ったという。ケガ自体は深刻なものではないと考えられているが、トレーニングキャンプまでオンフィールド活動への参加が制限される可能性があるとラポポートは付け加えている。
また、NFLネットワークのマイク・ジラルディはニュートンがセッションを離脱し、トレーナーであるジム・ウィーランとチームドクターの1人とかなりの時間を過ごしていたと報道。攻撃コーディネーター(OC)のジョシュ・マクダニエルズも様子を見に駆けつけており、その後、他の3人のクオーターバック陣との作業に戻った。ニュートンは片膝をついてチームメイトのドリルを見守っていたとのこと。
ここ数年、投球する手とヘッドギアの不幸な衝突がクオーターバックに問題を引き起こしかねないことが話題になっている。昨年はシーズン終盤にジャレッド・ゴフがその事態に見舞われ、ロサンゼルス・ラムズはゴフがポストシーズンに復帰できるまでバックアップのジョン・ウォルフォードに頼らざるを得なかった。
幸い、まだ6月であるため、来週のミニキャンプには参加できないかもしれないが、トレーニングキャンプまでには十分な回復期間がある。
一方、もう1人の大物、マック・ジョーンズも100%の状態ではないかもしれない。ジョーンズが金曜日に見せたプレーにはムラがあり、右ふくらはぎにはスリーブをつけていたことが気になっていたようだとジラルディが伝えている。
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