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引退したTEオルセンの8歳の息子が心臓移植を経て回復の道へ

2021年06月07日(月) 15:47

カロライナ・パンサーズのグレッグ・オルセン【AP Photo/Bill Feig】

元NFLのタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンの8歳の息子であるT.J.君が、心臓移植を経て“回復への道”を歩んでいる。

オルセンが現地4日(金)に『Twitter(ツイッター)』に投稿した内容によれば、T.J.君は手術を終えてICUに移されたという。

「あと何時間かはまだ会えないけれど、医師たちは手術にかなり満足していた。T.J.は数日間安静になるが、回復への道は始まった」とオルセンはつづっている。

オルセンの末っ子であるT.J.君は2012年に先天的な心臓の欠陥を抱えて誕生。3度の心臓切開手術を受け、これまでの8年間を人口の血管器官を使用して生活してきた。

金曜日の早い段階でオルセンは息子がドナーと適合したことを明かしている。先月にオルセンは息子を“生まれながらのファイター”と表現しつつ、人工器官が“限界に近づいて”おり、移植が必要になりそうだと述べていた。

「4日目:病院で心臓を待っている間に何をする? トライアウトのためにスキルを磨いておくのさ!」

オルセンが14年のNFLキャリアのうち9年間プレーしたカロライナ・パンサーズも幼いT.J君を応援している。オルセンの基金はノースカロライナの『Atrium Health’s Levine Children’s Hospital(アトリウム・ヘルス・リバイン・ホスピタル)』と共に“HEARTest Yard(ハーテスト・ヤード)”プログラムの設立に一役買い、寄付を募って生まれつきの心臓病を抱える子供たちのサポートプログラムを提供している。

「8日目:今日はさまざまな感情のあふれる日。俺たちが祈り続けた日。昨夜、T.J.が心臓移植を受けるために適合するドナーがいたことを知らされた。希望の涙と恐れを目に俺たちの小さな子に寄り添ったのは、俺たちの人生で最もタフな瞬間の一つだった」

「皆、T.J.と素晴らしい医師団、看護師たちのために祈ってほしい。T.J.の道はまだ長いが、彼は今日、とても大きな一歩を踏み出した」

「この旅路を通して支えてくれた人たちに心の底から感謝する」

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