ブロンコスから放出されたOTジェームスが雇用に関する異議を申し立て
2021年06月08日(火) 01:46チーム施設外でのワークアウト中にアキレス腱を断裂し、デンバー・ブロンコスからリリースされたジェイウワン・ジェームスが、予想されていた通り、異議を申し立てた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入手した異議申し立てによると、オフェンシブタックルのジェームスは逸失賃金として、およそ1,500万ドル(約16億4,000万円)を求めているようだ。
2020年シーズンをオプトアウトしたジェームスは施設外でのワークアウト中に負傷。これを受けてブロンコスはジェームスをフットボール外の故障者リスト(NFI)に入れていたため、2021年に支払うべき1,058万ドル(約11億5,600万円)の報酬を見送ることが可能だった。その後、ジェームスはブロンコスから放出されている。
以前、ラポポートはジェームス陣営がNFI指定に関して争う見込みだと伝えていた。
今回の異議申し立てにおいて、ジェームスはアキレス腱断裂がフットボール上の負傷としてみなされると主張している。
異議申し立てには「原告は単独でワークアウトしていたわけではない。原告は被告に属するコーチおよび代理人またはその両方を含めた被告の代理人によって、明示的または暗示的に、認定または指導された指示もしくは命令またはその両方に従ってワークアウトしていた。原告は当該施設において、チームの他の選手と一緒にトレーニングしており、被告の1人または複数の代理人を通して、明示的または暗示的に認定されたか、要請されたこととして、若手選手の指導にもあたっていた」と記載されていた。
NFLは今回の申立に関してコメントを控えている。
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