セインツRBカマーラがNASCAR初の成長およびエンゲージメントアドバイザーに
2021年06月21日(月) 10:32ランニングバック(RB)アルビン・カマーラとNASCARが結んできた新たな関係性が、ビジネス上の一つのランドマークを生みだした。
ニューオーリンズ・セインツのスーパースターであるカマーラがNASCARと提携して、この伝説的な組織に初めて設けられる成長およびエンゲージメントアドバイザーに就任することを現地20日(日)に発表した。
今回の発表の1年と少し前、カマーラはNASCARカップシリーズで唯一のアフリカ系アメリカ人ドライバーであるババ・ウォレスJr.のサポートとして初めてレースにかかわった。カマーラはウォレスJr.が広げた運動の結果としてNASCARが南部連合旗の掲示を禁止したのを受け、同シリーズへの関心を示していた。
NASCAR公式サイトによれば、新しい役職でのカマーラの仕事には“戦略のプランニングやファン開拓の機会創出についてNASCARのリーダーシップと直接やりとりする取り組み”が含まれるという。
「NASCARと組み、彼らにとって最初の成長およびエンゲージメントアドバイザーになれるのは名誉だ」とカマーラはプレスリリースで述べている。
「一人のファンとして、このパッションを使ってスポーツとしての成長にかける彼らの長期的な方向性の形成を助けることにエキサイトしている」
さらに、カマーラはチーフマーケティングオフィサーのピート・ヤンをトップとし、シャーロットに拠点を置くNASCARのマーケティングチームでも“ファン開拓とエンゲージメントのプランニング、コンセプト考案、活性化に貢献”するという。
ヤンは「アルビンのNASCARへの道は、われわれのイベントを経験することに対する興味から、このスポーツに対する真実で偽りのないパッションを築くところまで、とても有機的に生じたものだ」とコメント。
「それこそわれわれが活用しようと考えているものだ。彼の洞察力、視点、アイデア。そして彼の経験についてもっと学ぶことで、われわれがファンを引き込み、新規ファンを開拓する上で行っていることを促進したい」
昨年の6月からNASCARとのかかわりを続けているカマーラは、2月にも自身のジュースバーチェーンである『The Big Squeezy(ビッグ・スクイージー)』がNASCARエクスフィニティシリーズ開幕戦でライアン・バーガスのスポンサーとなっていた。
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