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新人CBニューサム二世とLBオウスコラモーアを絶賛するブラウンズDC

2021年06月25日(金) 11:41

クリーブランド・ブラウンズのデンゼル・ウォードとグレッグ・ニューソン二世【AP Photo/Ron Schwane】

2021年のNFLドラフトでクリーブランド・ブラウンズは全体26位指名でコーナーバック(CB)のグレッグ・ニューサム二世を獲得。そして、ラインバッカー(LB)のジェレマイア・オウスコラモーアが2巡目後半に順位を落としてきたところで、トレードアップによる全体52位指名でこのハイブリッドプレーヤーを手に入れた。

守備コーディネーター(DC)のジョー・ウッズは、この2人がチームに大きな変化をもたらし、隙だらけだったディフェンスを圧倒的に強くしてくれると考えている。

ウッズDCは「グレッグとJOK(オウスコラモーア)は2人とも賢く、競争力のあるプレーヤーだ」と先週にチームの公式サイトで述べている。「フィールドに出た時は常に全力だ。できるだけ多くのフットボールを学ぼうとしている」

「私にとっては1巡目指名選手を2人獲得したようなものだ。間違いない」

ニューサム二世は身長約183cmという理想的な体格と素早いフットワーク、プレスマンカバレッジとオフマンカバレッジの両方であらゆるレベルのワイドレシーバー(WR)に対応できる能力を兼ね備えている。一方JOKは、スペースでスロットレシーバーをカバーしたり、パサーにラッシュを仕かけたり、ランにも対応できるハイブリッドなLBだ。ドラフトで彼の順位が下がったのは、自分たちのディフェンスに合うかどうか分からないチームがいたからだろう。ブラウンズにそのような懸念はない。

2人のルーキーについてウッズDCは「彼らはチームにない要素をもたらしてくれる。2人ともこのディフェンスの一員になってくれて良かった」と話している。

このオフシーズンに変身を遂げたブラウンズのディフェンスに加わったのはニューサム二世とJOKの2人だけではない。ブラウンズはディフェンシブエンド(DE)ジェイデビオン・クロウニーとディフェンシブタックル(DT)アンドリュー・ビリングスを前線に追加し、ロサンゼルス・ラムズからディフェンシブバック(DB)のジョン・ジョンソンとCBトロイ・ヒルを獲得してセカンダリーを補強した。ブラウンズのディフェンスが改善され、多様性に富んだ強豪オフェンスに見合うようになれば、ブラウンズは2021年のポストシーズンでも駒を進められるだろう。

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