ピッツバーグ・スティーラーズがプロボウラーのガード（G）を別のプロボウラーと置き換えている。

フリーエージェント（FA）のGトライ・ターナーがスティーラーズとの1年契約に合意したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートがターナーのエージェントであるドリュー・ローゼンハウスの話を元に伝えた。チームが長年の要だったGデービッド・デカストロに別れを告げてから数時間での出来事だった。

ターナーは2020年にロサンゼルス・チャージャーズでさえない1年を過ごした。鼠径（そけい）部の負傷により、出場した試合は9試合にとどまっている。かつてカロライナ・パンサーズで活躍していたターナーは、昨春にトレードされるまで5年連続でプロボウルに選出されていた。先週、ターナーはスティーラーズを訪問し、健康状態は100％だと宣言していた。

28歳のターナーが加わるのは、少なくとも4人の新たな先発を擁する刷新されたオフェンシブラインだ。タックル（T）チュクマ・オコラフォーとザック・バナー、レフトガード（LG）ケビン・ドットソン、センター（C）J.C.ハッセンナウワーらが先発に名を連ねると見られている。

木曜日に明らかになったデカストロの離脱は、本人が長引く足首の問題から引退を検討しているとのニュースと呼応している。デカストロは8シーズンにわたってスティーラーズのライトガード（RG）を務めてきた。

今、その役割はターナーのものになったようだ。

【A】