その時が来ればWRアダムス獲得に全面攻撃をかけるとレイダースQBカー
2021年06月29日(火) 09:58グリーンベイ・パッカーズのワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスがフリーエージェント(FA)になるまでまだ1年あるものの、その獲得を考えるチームたちはすでに夢のような未来を思い描いている。
大学時代のチームメイトであり、今はラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)であるデレック・カーは、ネバダ州で再びアダムスと組むという考えについて質問された。カーによれば、賢明な実業家であれば必ずそう言うように、最高クラスの才能を加えるのは決して悪いことではないようだ。
「俺はこのビジネスについて学んできたし、何に対してもドアを閉じるってことはない」とカーは『ABC30』に述べている。
「彼が明らかに最高のレシーバーだってことは分かっている。誰もが最高の一人だって言う。彼はNFLで最高のレシーバーさ。信じられない男だ。大学時代から、彼は俺の親友の一人。彼が大好きなんだ」
「彼ともう一度一緒にプレーするのはいつだって歓迎だね。俺たち両方の間で、まだ人が見ていないものが解き放たれるだろう。そのことについては、俺はいつでもオープンだし、一生懸命リクルートするつもり。その時がくれば、全面攻撃だ」
ここ数年、カーのレシーバーたちは入れ替わっていた。過去3年間にレイダースのレシービングをリードしたのはワイドアウトではなく、タイトエンド(TE)だ。2018年にはジャレッド・クック、2019年と2020年にはダレン・ウォーラーが最多レシービングヤードを記録している。
マイク・メイヨックがジェネラルマネジャー(GM)になってから、レイダースはこのポジションに投資してきた。アントニオ・ブラウンをトレードで獲得し、2020年ドラフト1巡目ではアラバマ大学のスピードスターであるヘンリー・ラッグス三世を指名。いずれも大きな動きだったが、報われることはなかった。とは言え、ラッグス三世はまだこれからの選手であり、アダムスが加わることでレイダースは新たなレベルに到達できるかもしれない。もしくは、カーの言うように、レイダースのパスオフェンスにおいて何かが解放されるかもしれない。
とは言え、そういった話をするのは時期尚早というものだ。アダムスにはまだ1年の契約が残っている。しかし、29歳のアダムスがどこか他の場所に落ち着く可能性を考えること自体は悪くない。当然、再タッグは素晴らしい物語につながるだろう。カーはそろそろ自チームの売り込み文句を考え始めた方がいい。
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