クオーターバック（QB）パクストン・リンチのNFLキャリアはデンバー・ブロンコスからドラフト1巡目で指名されるという形で始まった。シアトル・シーホークスやピッツバーグ・スティーラーズを経て、リンチは今カナダへ向かう。

リンチがカナディアン・フットボール・リーグ（CFL）のサスカチュワン・ラフライダーズと契約を交わしたことを、チームが発表している。

曲がりくねったNFLでの旅路において、リンチは昨年9月にスティーラーズからカットされていた。その以前にはシーホークスにも所属したものの、リンチが実際に試合でプレーしたのはブロンコス時代のみだった。

2016年ドラフトの全体26位で指名されたリンチだが、ブロンコスでも5試合にしか登場していない。リンチはペイトン・マニングが引退して以来、ブロンコスがQBポジションの穴を埋める存在として期待した数名の選手の一人だった。ブロンコスにおけるQBの問題がテディ・ブリッジウォーターとドリュー・ロックによるQB１争いという形で続いている中、まだ27歳のリンチはラフライダーズの一員として、新しい国、新しいリーグでフレッシュなスタートを切る。

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