今年は1,000ラッシングヤード越えを達成できるとワシントンRBギブソン
2021年07月07日(水) 10:49ワシントン・フットボール・チームがオフシーズンの間に選手たちを加えてきたことに満足するランニングバック(RB)アントニオ・ギブソンは、2021年シーズンを前にチームには”多くの武器“があると考えている。
だからといって、ギブソンが個人的に抱く野望に変わりはなく、ルーキーとして抱いていた1,000ヤードを走るという目標は2年目に向けても手放していない。
ギブソンはチームのウェブサイトに「それは俺が本当に(昨年に)やりたかったことだった」と語った。
「今年は、俺は自分がそれを超えられると自負している」
ギブソンはデビューシーズンにチームハイの795ラッシングヤードをマークした。それも、堅実なシーズンスタートを妨げた2試合の欠場を強いたターフトゥの問題を抱えながらだ。
メンフィス大学でワイドアウトとしてもプレーしていたギブソンがワシントンで1,000ラッシングヤード越えを果たしたとすれば、それはNFLで初めてというだけではなく、大学時代を振り返っても初めてのことになる。また、パスゲームが広がる傍ら、ランゲームは1人の主力選手が担うよりコミッティーで行われる現在のNFLで、1,000ラッシングヤード超えはこれまでよりはるかに少なくなっている。2020年には9人の選手が1,000ヤードを越えており、ギブソンのこれを達成したいという狙いは機会を得られるかにかかってくる。
フリーエージェント(FA)でチームに加わったWRカーティス・サミュエルが一部のキャリーを担うことになる可能性があり、新しい先発クオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックも必要であればスクランブルを行うだろう。しかし、現状はJ.D.マキシックをバックアップとするギブソンが、RB1の座を確固たるものにしているように見える。
つま先の負傷によって妨げられたギブソンだが、今は健康な状態とRBとしてのNFLレベルでの1年の経験を獲得し、新シーズンと1,000ヤード超えの目標に向けて良い形できている。
「去年は俺にとって学習過程だった。シーズンが進むにつれて飲み込めたし、成長を見せ始めることができた」とギブソンは言う。
2020年にギブソンは目標まで250ヤードまで来ていた。その不足分の成長ができたかどうかは、2021年に分かるはずだ。
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