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復帰のタイミングについては「正直なところ答えがない」とジャイアンツRBバークリー

2021年07月20日(火) 13:43

ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーはトレーニングキャンプ、プレシーズン、そしてレギュラーシーズンに間に合うかどうかについて、あいまいな態度をとり続けている。

現地19日(月)に行われた自身のユース・フットボール・キャンプでバークリーは「かなりいい感じだ」と口にしているものの、トレーニングキャンプが始まった時に練習に参加できているかは分からないと話した。『SNY』のラフル・ヴァッキアーノによると、シーズン第1週についても「分からない」と答えたとのことだ。

バークリーは2020年シーズンの第2週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂している。昨年の9月に負傷したことを考えると、だいたいの選手は今ごろ回復過程について楽観的な見通しを立て、新しく生まれ変わって復活すると豪語するものだ。

だが今シーズンのバークリーからはそのような言葉は聞こえてこない。スターRBはリハビリについての質問をはぐらかし続け、どの段階においても慎重に行動している様子だ。

『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』のライアン・ダンリービーが伝えたところによれば、月曜日にバークリーはケガについての反応が鈍いのは謎を残したいからなのか、それとも本当にいつ復帰できるか分からなのかと聞かれ、「分からないんだ」と答えたという。

「確かに何度も聞かれているよ。いつ復帰できるかっていうのがこの夏のテーマみたいなもんさ。だけど、正直なところ答えがないんだ。じらそうとしているわけでも、何かを仕かけようとしているわけでもない。ただ答えがない。このプロセスは楽しいけど、同時にかなり厳しい。ひたすら自分の体に耳を傾けてトレーナーやコーチの言うことを聞いて、一歩ずつ進むしかないんだ」

バークリーのリハビリに対する慎重な姿勢からすると、来週から始まるトレーニングキャンプでこのRBの姿を見ることはできないかもしれない。その結果、2021年の活動開始が遅れる可能性もあり、そうなればジャイアンツオフェンスにとっては大きな痛手となるだろう。

【R】