NFLの若手ラインバッカーの中でも優秀と評される選手がその評価に見合った報酬を得ることになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えたところによると、サンフランシスコ・49ersとフレッド・ワーナーが5年の契約延長に合意したという。今回の契約延長は9,500万ドル（約104億7,400万円）以上になるといい、保証額は4,050万ドル（約44億6,500万年）、ワーナーはNFLで最高額の報酬を得るインサイドラインバッカーとなる。

後に49ersがワーナーとの契約延長を公表した。

2020年にはワーナーが初めてプロボウルとオールプロに選出されたことから、今回の契約延長は予想されていたと言える。49ersのカイル・シャナハンHC（ヘッドコーチ）は今年5月、契約延長は単純に「時間の問題」だと述べており、ワーナー自身も「俺はずっとここにいるつもりだし、それを勝ち取ったとも思っている」と明かしていた。

もし今回の高額契約に異議を唱える人がいるとすれば、この1年ほどの49ersをあまり注目して見ていなかったのかもしれない。ワーナーはプロ入りしてからの3シーズン、いずれも49ersで最も多いタックル数を記録し、1シーズンの平均は122回だ。2020年には『Pro Football Focus（プロ・フットボール・フォーカス）』のグレードでラインバッカーとして最も高い評価を受けている。

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