ジャイアンツRBバークリー、TEルドルフはPUPリストでトレーニングキャンプを開始
2021年07月23日(金) 18:28ニューヨーク・ジャイアンツの重要先発選手2人がPUPリストでトレーニングキャンプを始めることになった。
ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーとタイトエンド(TE)カイル・ルドルフは現地22日(木)にその指定を受けた。他にもセンター(C)ジョナサン・ハリソン、タックル(T)マット・パート、ラインバッカー(LB)オシェイン・ジミネスとルーキーコーナーバック(CB)アーロン・ロビンソンも同様にリスト入りしている。
2020年シーズンの第2週に負ったACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の断裂から回復中のバークリーにとっては、だいたい予想通りの展開だ。24歳のRBは19日(月)に、まだ練習の許可が出るかどうか分からないと述べていた。
ジャイアンツファンにとってはがっかりのニュースだろうが、バークリー自身が今週、“感触はかなりいい”と述べていることは慰めだろう。だが、チーム幹部としては無理に自分たちのスターバックを復帰させる理由はない。
ルドルフに関しては念には念を入れた結果の措置だと思われる。足のけがから回復中の31歳のTEは、今月初めに“シーズンは逃さない”と述べていた。
21日(水)にはルーキーたちが集まってのキャンプが始まっているが、これについて両選手に関して気になる点がある。
CBA(団体労働協約)の第21条6項によると、ルーキー向けのキャンプがすでに始まっている場合、どのようなリストであっても2020年を故障関連リザーブリストで終えた選手は、他のベテラン選手たちの集合日(7月27日)の5日前より早く集合してはならないと決められている。
バークリーとルドルフの経過報告は、迫りつつある全体のトレーニングキャンプ開始に向けて、注目すべき事項となる。
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