コルツがRTスミスと4年79億円の契約延長
2021年07月29日(木) 15:36インディアナポリス・コルツがこのオフシーズンに大きな出費をせず、金庫に資金を残した理由は、チームのコアとなる選手にあったようだ。
リーグ全体でトレーニングキャンプが始まった今、コルツがついに金庫の扉を開いた。ライトタックル(RT)ブレイデン・スミスとの契約延長に合意したことをチームが現地28日(水)に発表している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、この契約は総額で7,240万ドル(約79億5,000万円)に上り、4,200万ドル(約46億1,000万円)の保証金が含まれているという。
スミスはリーグでも優秀なRTに成長し、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス/PFF)』のグレードではオフェンシブタックル内で16位にランクインしている。25歳のスミスはルーキー契約の最終年を迎えており、レフトタックル(LT)アンソニー・コスタンゾの引退を受け、コルツは今後もこの選手を確保しておくことの重要性を把握していた。
興味深いことにPFFでのスミスのグレード(80.1)はコスタンゾの後任である元カンザスシティ・チーフスのエリック・フィッシャーとタイとなっている、
『Indianapolis Star(インディアナポリス・スター)』によれば、コルツのジェネラルマネジャー(GM)であるクリス・バラードは笑いながら「素晴らしい選手に支払って後悔することは決してない」と話したという。
「その選手がどのポジションをプレーするかなど関係ない」
スミスが当面の間チームのコントロール下に置かれた今、コルツがキーポジションに対して抱えている問題が一つ減った。これからチームはラインバッカー(LB)ダリウス・レナードとの契約延長に注意を向けるだろう。
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