49ersが全体3位で指名したQBランスがルーキー契約にサイン
2021年07月29日(木) 14:46サンフランシスコ・49ersから全体3位で指名を受けた選手がホールドアウトすることはない。
49ersのクオーターバック(QB)トレイ・ランスがルーキー契約にサインしたことを、その代理人である『CAA』が現地27日(水)に発表した。チームもランスとの4年契約を認め、ドラフトで指名した8人全員が契約下に置かれたことを明らかにしている。
Done deal. @treylance09 🤝 @49ers #CAA x #NFL x #TBDTB pic.twitter.com/ZDmDcgvEQz
— CAA Football (@CAA_Football) July 28, 2021
「契約完了」
トレーニングキャンプが始まった今、ちょうどサンフランシスコのフィールド上での練習に間に合うように契約が結ばれている。
49ersのヘッドコーチ(HC)であるカイル・シャナハンは火曜日にランスがデプスチャートのどこに位置づけられるかを明言し、21歳のQBにはまだ何も渡されないと語っている。
「今はオープンな競争はない。ジミー(ガロポロ)がナンバー1で、トレイはナンバー2として加入する」とシャナハンHCは述べた。
49ersは4月に実施されたドラフトでトレードアップし、全体3位でランスを指名した。QBポジションの後継者と目されているランスは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けたノースダコタ州立大学の最終年には1試合しかプレーしていない。契約がない状態で49ersのミニキャンプに参加していたランスだが、ホールドアウトを避けてベテラン勢と共にフィールドに立たせることがジェネラルマネジャー(GM)のジョン・リンチにとって重要だった。
リンチは火曜日に「これまでにホールドアウトはないが、常に最後まで分からないような状況に見えている」と述べている。
ランスが契約を結んだことによって、2021年のドラフト1巡目指名選手で未契約なのは全体2位でニューヨーク・ジェッツに指名されたQBザック・ウィルソンのみとなった。
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