インディアナポリス・コルツのクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツが抱える足のケガに関して、現地31日（土）には何の続報も聞かれなかった。

『ESPN』のマイク・ウェルズが伝えたところによれば、守備コーディネーター（DC）のマット・エバーフラスは新情報も復帰のタイムテーブルのような情報もないと明かしたという。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性反応を示したヘッドコーチ（HC）フランク・ライクが現在隔離中のため、当面はエバーフラスDCがプレスカンファレンスに対応する。ライクHCの復帰は週明けの月曜日が予定されている。

ウェンツに関する続報は何も届けられてないが、少なくとも、コルツが突然の心配を抱えることになったクオーターバックのポジション周辺にはひとつの変化があった。QBブレット・ハンドリーと契約したことだ。ジャーニーマンと呼ぶにはまだ若い28歳ながら、NFLの4年目にしてコルツが3チーム目の所属となる。昨シーズンはアリゾナ・カーディナルスにいたが、定期的にインアクティブ指定されていた。コルツのキャンプでは、ジェイコブ・イーソンとともにクオーターバックとして活動する。コルツには他にジェイレン・モートンとサム・エリンガーもいるが、この4人でプレシーズンを乗り越えていかなければならない。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、ウェンツは少なくともプレシーズン中の期間を欠場することが予想され、軽度の手術も必要になる可能性もあると伝えている。

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