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トレードを要求したドルフィンズCBハワード、「チームメイトとの一瞬一瞬を楽しんでいる」

2021年08月02日(月) 11:04


マイアミ・ドルフィンズのザビエン・ハワード【AP Photo/David Becker】

マイアミ・ドルフィンズのコーナーバック(CB)ザビエン・ハワードは『Back Together Saturday(バック・トゥギャザー・サタデー)』で、現チームからの移籍に興味があるのかと質問された。

オールプロのコーナーバックであるハワードは先週にトレードを要求してから初めてメディアに登場し、質問にほとんど興味を示していない様子で質問に答えている。

まずハワードは金曜日に足首を痛めて練習を欠席した自分の健康状態について、「すべて順調だ。今日は練習に出た」とコメント。そこから28歳のハワードは心ここにあらず、といった態度になってしまった。

トレードを要請したと明かした現地27日(火)の『Instagram(インスタグラム)』への投稿に対するチームメイトの反応を尋ねられた際には「すべてがうまくいっている。チームメイトと一緒にここにいられることが幸せだし、一日一日を大切にしているんだ」とハワードは答えている。

続いて、新たな契約が行われることについて、火曜日の時点と比べて何か違いを感じているかどうかという質問があった。

「それはドルフィンズ次第だ 」と答えたハワードは「俺はチームメイトと一緒にここにいて、チームメイトとのすべての瞬間を楽しんでいるだけだ」と続けている。

ハワードのチームメイトへの愛情に気づいたのか、ある記者が“傷ついた関係を修復するために、組織は何ができるのか”と質問した。

ハワードは再びマイアミのコートにボールをしっかりと置き、次のように述べた。

「まあ、それも彼ら次第だよ。俺はここにいる。さっきも言ったように、俺はチームメイトと一緒にいる。毎日、ここにいる。ただただ、チームメイトと一緒にいるだけなんだ」

メディアセッションのここまでの時点では、ハワードは今を生きていることを認める以外、長期的にチームに残りたいという意思についてはほとんど示さなかった。

ハワードは契約が成立することを望んでいるのかという質問を受けてからようやく少し態度を変えて、少なくともきちんとした復帰への道を開いておくことへの関心を見せている。

「もちろん、よくなることを願っているよ」と語り始めたハワードは「プロセスが必要だ。あれやこれやと聞いてはいるが今はまだ何もできていない。今はただここにいる。毎日ここにいて、チームを支え、ここで仕事をしている」と述べた。

いまだにトレードや新契約に関する有力な情報がないため、キャンプの第1週が終了した時点でのハワードの選択肢は限られている。

そしてそれが変わるまでの間、ハワードにできることは、チームに顔を出し、仕事をし、チームメイトのために尽くすという、まさに自分が満足しているルーティンを継続することだけだ。

【RA】