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トレード要請のWRハリーと「いい対話」をもったとペイトリオッツHCベリチック
2021年08月03日(火) 11:54ワイドレシーバー(WR)ニキール・ハリーがトレードを要請した状況が続くまま、ニューイングランド・ペイトリオッツのトレーニング・キャンプが2週目に入っている。
先週、キャリア3年目のハリーはトレード要請をしているにもかかわらず、ペイトリオッツに残ることにも問題はないと話していた。
ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックが現地2日(月)に語ったところによれば、ベリチックとハリーはニューイングランドを離れたいとの要求について話し合ったという。
現在の状況について問われたベリチックは「ニールと私はその件について話し合った」と応じた。
「いい対話だった。われわれの関係性は良いので、そこにあまり踏み込むつもりはない」とベリチックは話している。
先週のハリーのコメントと合わせて考えれば、両サイドが共に前進し、若きワイドアウトが2021年のペイトリオッツで不可欠な存在となることを望んでいる可能性はある。しかし、ベリチックが気に入るトレードがあれば――これまでの数カ月はなかったが――当然シーズンが進むにつれてその状況が変わってくるかもしれない。
「ニキールの状態は良く、熱心に働いて毎日のことに取り組み続けている。競争が展開していくにつれ、彼だけではなく全体的に状況がどうなっていくか見えてくるので、誰にとっても同じことだ」とベリチックはコメントした。
先週のハリーのコメントは、トレードを促すべく橋を焼き落として道を断ったわけではないことをほのめかしている。ベリチックの月曜日の発言も、その想定を認めた形だ。
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