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ラムズQBスタッフォードが親指負傷もX線検査では異常なし

2021年08月04日(水) 10:17


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが手術で治療した親指を現地3日(月)の練習でヘルメットに打ちつけており、数日を逃すことになりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に火曜日に伝えたところによれば、スタッフォードの親指は練習でヘルメットにぶつけた後に腫れていたものの、X線検査では異常は認められなかったとのことだ。数日間は活動を控える見込みだが、深刻な負傷は避けられたようだ。

火曜日の練習にパッドを装着して現れたスタッフォードは、セッション開始時に軽い投球を行ったと『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョーダン・ロドリクが伝えている。

スタッフォードはロサンゼルスにトレードされた後、3月の初めに靭帯の一部断裂を治療すべく手術を受けていた。

月曜日にスタッフォードが練習を途中で離れたのを受け、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイはけがは軽度だという希望をもっていると話した。

「どうなるか見てみよう。彼は実にタフだ。彼が親指のクリーンアップを受ける前に、昨シーズンを通してどれだけのプレーをしたことか。彼はタフガイだ。どういった話になるかを待ち、日ごとに見ていく」とマクベイは述べている。

スタッフォードは12年のキャリアを通じて数々の負傷を抱えながら戦ってきた。昨シーズンには靭帯を断裂しながらもデトロイト・ライオンズで16試合すべてに出場している。ラムズのポストシーズンへの希望にとってスタッフォードがどれだけ重要か、そして、ロサンゼルスにスタッフォードを連れてくるためにどれだけのドラフト指名権を費やしたかを踏まえれば、ラムズは33歳のQBに慎重な対応をとるはずだ。

スタッフォードが練習を逃すか、制限を受けるかすれば、バックアップのジョン・ウォルフォードのレップスが増えるだろう。ラムズのQBルームには他にデブリン・ホッジスやブライス・パーキンスがいる。

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