コルツのオールプロGネルソンが手術、5週間から12週間の離脱へ
2021年08月04日(水) 13:36フットボールの負傷をつかさどる神がインディアナポリス・コルツを攻撃し続けている。
クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツが足の手術を受けた翌日、スター選手であるガード(G)クエントン・ネルソンもその仲間入りをした。
コルツのヘッドコーチ(HC)であるフランク・ライクは現地3日(火)、ネルソンが足の手術を受け、ウェンツと同様に5週から12週にわたって離脱する見込みだと明かしている。
ライクHCはネルソンの足の負傷はウェンツが抱えているものと同様だとも述べた。しかしながら、ネルソンの問題は生来のものと関係している一方、ウェンツについては以前のけがとの兼ね合いからくるものだという。
「負った経緯は違うものの、本質的には同じ場所だ」とライクHCは述べた。
回復に見込まれる期間の幅が広いため、ネルソンは10月末まで復帰できない可能性がある一方で、シーズン開幕に間に合う可能性もある。
火曜日のニュースはコルツに大打撃を与えた。ランとパスの両面においてコルツ攻撃陣がやろうとしているすべてのことに対する重要性を踏まえれば、ウェンツを失った以上にその打撃は大きいかもしれない。
「これを埋め合わせることはできない」とライクHCは話している。
シーズン開幕からしばらくだけでもネルソンを失う痛手は大きい。コルツが2021年の最初の5試合で当たる相手のすべてが、2020年に10勝以上を挙げている。最初の5戦で当たる相手の平均勝率.675であり、どのチームよりも厳しいスタートだ。3度のオールプロを失うともなれば、その厳しさはさらに増す。
ネルソンは3年のキャリアで1試合も逃したことがなかった。
これまでにコルツオフェンシブラインのメンバーではレフトタックル(LT)エリック・フィッシャーがアクティブ/PUP(故障者)リスト上でトレーニングキャンプを開始している。センター(C)ライアン・ケリーはトレーニングキャンプ中に肘を負傷して離脱している。
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