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肩の不調で制限中のカウボーイズQBプレスコット、キャンプで“軽く投球”

2021年08月09日(月) 10:52


ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Michael Owen Baker】

ダラス・カウボーイズはクオーターバック(QB)ダック・プレスコットと痛めた肩に対する制限を緩め始めている。

現地7日(土)、カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは報道陣に対し、スタークオーターバックのプレスコットが「軽く投球」したと語った。7月28日(水)に右肩を痛めて以来、プレスコットにとっては初めての投球だ。

スポーツ専門局『ESPN』によると、マッカーシーHCは「プレスコットの進歩を見守る。彼は投球を工夫しており、すべての評価が重要だからね・・・」と話したという。

プレスコットは木曜日の夜に行われたホール・オブ・フェイムゲームに出場しておらず、現地にも同行していない。この試合でカウボーイズはピッツバーグ・スティーラーズに16対3で敗れている。

「とどまったことで、プレスコットはいくらか追加的な治療を受けられたし、他にもいろいろなことに取り組めている」と付け加えたマッカーシーHCは「繰り返しになるが、これは彼自身というよりも、われわれの問題なのだ。われわれが慎重になっているのであって、彼の状態についてはとても良いと思っている」と続けた。

マッカーシーHCや首脳陣はキャンプ中、プレスコットの肩に関して、いつも以上に“保守的”になることを公言している。プレスコット自身は、昨年10月に足首を負傷してから初の実戦となり得る今夏のプレシーズンでレップスに参加したいと主張しているものの、カウボーイズはプレスコットの復帰を慎重に検討しているようだ。

先週末の進展は非常に小さな一歩であったとしても、現地9月9日(木)に控えるタンパベイ・バッカニアーズとの開幕戦に、完全にケガから復帰したプレスコットが出場するための一歩になったと言える。

カウボーイズの次のプレシーズンゲームは現地8月13日(金)に敵地に乗り込み、アリゾナ・カーディナルスと対戦する。

【RA】